基礎代謝をアップする食生活
普段の食生活でもその内容によって基礎代謝の量が大きく変わってきます。誰もがご存知の通り、一日の摂取エネルギーが消費量を上回ると、それが中性脂肪となって脂肪細胞や肝臓に蓄えられてしまいます。
1日の摂取カロリーと消費エネルギーは各人が把握して、食事の量や質に気を配ることは大変重要です。もっとも手軽な対策は、食べ過ぎたと感じた時はとにかく適度な運動をすることで、余分なエネルギーの消費に対する意識付けをすることでしょう。
食事で面白いのは、実はおいしい食事をする方がいいということです。これはおいしい食事は自律神経を刺激するからで、これでエネルギー代謝が高まり、体脂肪化の抑制になるのです。
逆にまずい食事は代謝が低いので太りやすくなるというからちょっと驚きです。又、よく噛むというのも大きなポイントで、よく噛むということは、口の中の感覚器が刺激されてやはり自律神経の働きが高まることにつながるからです。
もちろん満腹中枢の反応もよく噛むことからですから、食べ過ぎ防止にもかなり効果があります。この特性を上手に活用すると、まずは低カロリーのものをよく噛んで食べるという方法になり、肉や穀物類を後にすれば全体のカロリー摂取量が無理せずとも抑えられるというわけです。